はじめに
だいぶご無沙汰です。
去年のおわりごろから本業が忙しかった&コロナ禍でプライベートな時間があまり作れず、なかなか勉強会にも参加できない・アウトプットできない日々が続いておりました。
それでも LINE Developer Community 中心に登壇等々でお声がけいただいて、なんとかコミュニティ活動を続けてこれました(ありがとうございます)。
今回は、登壇して資料公開だけして終わっていたものを、まとめて載せておきます。
2/27 [ビジュアルプログラミング] LINE × Azureハンズオン!(AIも活用したゲームを作ろう)
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Logic Apps と Cognitive Services を組み合わせた LINE Bot 開発のハンズオンで、Logic Apps の簡単な事前説明を担当させていただきました。
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Logic Apps はコーディングなしで作れる強みと、サービス同士を簡単につなげてしまう強みはやっぱり大きいです。
LINE Bot との組み合わせは、手軽な Bot をつくるなら十分選択肢になるのではないかな、と思います。
ハンズオンや学習のテーマとしてもちょうどよいですね。
3/17 第5回 LINE Bot・ミニアプリ自慢LT大会
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38:00 あたりから。
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実験的ではあるのですが、Durable Functions のステート管理を利用して Bot のマルチターンな対話コンテキスト管理をする C# のフレームワーク「DurableBotEngine」なるものを作ってみたので、その紹介です。
詳細な使い方など、少し機能を整備したあとに公開しようと思っているのですが、なかなか手が回らず…(近々ブログにまとめるとスライドに書いてたのに…)。
コードは以下に置いてあって、NuGet からも落とせます。
GitHub - himanago/DurableBotEngine
現状 LINE Messaging API 専用なのですが、他のチャットボットにも展開できたらなあとも思っています。
5/7 Azureの進化でさらに捗るLINE開発!Ignite Recap for Build onLINE
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55:45あたりから。最後に登壇者全員でトークもしました。
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LINE「Bot」のセキュリティを考えたいねという問題提起です。LINE そのもののセキュリティに言及されることはけっこう多いですが、Bot のほうもきちんとセキュリティを考えないといけないです。
プロフィール情報やトークの送信内容は Bot サーバーでそのまま見ることができるし、グループに Bot を追加すればグループ内のトークは Bot 側に筒抜け。
個人情報のことをきちんと考えているか怪しい LINE Bot はつかわないほうがよいですし、Bot 開発者・運用者としてはそのように怪しまれないようきちんと個人情報管理を行い、LINE のガイドラインに従いつつプライバシーポリシーなどを作る必要があると思います。
また、不要な個人情報はとらない・残さない。使いたいなら利用範囲を明示してきちんとユーザーの同意を得るようなフローにするとよいでしょう。
手軽に開発・運用・利用できてしまう LINE Bot だからこそ、このあたりが軽視されがちがな?と思っての発表でした。
番外編:LINE API Use Case
こちらのサイトの、「お店の予約」「テーブルオーダー」「会員証」のユースケースについて、Azure のシステム図・シーケンス図(の元ネタ)を書かせていただきました。
Azure を使った場合のシステム図とシーケンス図を LINE API Use Case のサイトに掲載していただきました!ぜひ見てみてください!! #linedc #azure https://t.co/9Zr9NJThrl
— ひらりん (Takumasa Hirabayashi) (@himarin269) 2021年1月20日
もともとは、勝手に AWS 版の図を真似して作ったのを拾ってもらったのがきっかけでした(以下イベントで発表)。
イベントページ(2020/12/11 MS Tech Camp #3)
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もともとの登壇資料には、本家サイトに採用されなかった自治体の構成図も載せてます(実はこれが自分的には気に入ってたりするんだけど)。
Azure Static Web Apps が最近 GA して、この構成もとりやすくなった気がしています(特に、Bring your own functions が大きい)。
おわりに
今年の前半戦を振り返ってみるとこれだけでしたが、7月からの後半戦は、もうちょっと積極的に動いていけそうかな…と見込んでます。
やりたいこともわりとたくさんあるし、いろいろ進めているものもあるので、すこしずつ、アウトプットしてゆこうと思います。