himanago

Azure・C#などのMS系技術やLINE関連技術など、好きな技術について書くブログ

【Update】GitHub のボタンから 1 クリックでデプロイできる LINE Bot のオウム返しバックエンド用 Azure Logic Apps フロー

以前公開した、1 クリックで LINE Bot 用の Logic Apps フローをデプロイできる ARM テンプレートですが、オウム返しのフローを更新しました。

himanago.hatenablog.com

テンプレートはこちらのリポジトリから。

github.com

README のところにボタンがあるので、ここからデプロイして即オウム返しの LINE Bot が完成します。

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「Deploy to Azure」ボタンを押して Azure にサインイン後、

  • サブスクリプション
  • リソースグループ
  • リージョン
  • Logic App 名
  • LINE Messaging API のチャネル ID
  • LINE Messaging API のチャネルシークレット

を入力すると選んだサブスクリプション、リソースグループにデプロイされます。

今回のアップデート内容

200 の応答を即返すようにしつつ、全体的にフローをみなしました。

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これまではユーザーから送られたテキスト内容をそのまま返信するオウム返しとして、テキストメッセージのみに対応していましたが、今回からメッセージ種別の分岐をスイッチで追加し、スタンプが送られた場合は固定のスタンプを返すようにしています。

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他のメッセージ種別の分岐を追加するのも容易になったと思います。

また、メッセージイベントのみに反応させるための制御(条件)も追加しているので、必要に応じてその他のイベント(フォローイベントなど)の処理も追加しやすくなったと思います。

こういった分岐が最初からあると、本格的な LINE Bot を作る足掛かりになると思うので、ぜひ使ってみてほしいと思います。