himanago

Azure・C#などのMS系技術やLINE関連技術など、好きな技術について書くブログ

Azure Cognitive Service for Language + Azure Bot Service で超簡単にチャットボット作成③~LINE Botとしての公開

以下記事のつづきです。

① ナレッジベースの作成&Webチャットの公開 himanago.hatenablog.com

Microsoft Teamsへの簡易接続 himanago.hatenablog.com

今回は LINE Bot

Azure Cognitive Service for Language + Azure Bot Service で作ったチャットボットを LINE Bot で使えるようにしてみます。

LINE も標準でサポートされているので、とても簡単です。

手順

つなぎ方のドキュメントはこちら。

docs.microsoft.com

基本的にこの通りやっていけばできます。

まずはあらかじめ LINE Developers で Messaging API のチャネルを作っておきます。

アイコンとアカウント名は、Azure Bot Service のボットプロファイルとは連動しないので、LINE 側で設定する必要があります。

また「Messaging API設定」で長期のチャネルアクセストークンを発行しておきましょう。

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Official Account Manager に移動して「あいさつメッセージ」「応答メッセージ」をオフに、Webhook をオンにしておきます。

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準備ができたらつないでいきます。

Azure Bot Services 側で、チャンネルに LINE を追加していきます。

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LINE の Messaging API チャネル側の情報として「チャネルシークレット」「チャネルアクセストークン」を入力します。

「Webhook の URL」 をクリップボードにコピーして(LINE 側に入力します)、保存をクリックします。

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保存が完了したら「閉じる」を押します。

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LINE Developers のコンソール(または Official Account Manager)でコピーした Webhook URL を設定します(コピーした文字列には「https://」がついていないので注意)。

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動作確認

友だち追加して会話するとこんなかんじです。

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あいさつメッセージをオフにしていても、初回メッセージが友だち追加時にちゃんとくるのがいいですね。

つづく

あとひとつ、このあとは Alexa を試してみたいと思います。